こんにちは。
今日は、小4長男の校外学習の日でした。
朝から早起きして、せっせとお弁当作りにいそしんだ母。
お弁当に水筒におしぼりにと用意をして長男に渡し、長男も用意バッチリで登校しようとしたとき。「母ちゃん、お茶がこぼれてる~」と少し慌てた様子で言う長男。
しまった!!!今日に限って、水筒のパッキンを確認するのを忘れた!
これって、けっこうあるあるだと思うのですが、水筒のパッキンがしっかりハマっておらず、横に向けたりするとお茶がこぼれてた~という現象。そうならないように、いつも水筒を逆さまにして確かめてから渡していたのに、今日に限って確認を怠ってしまいました。
ごめん!と謝って様子を見ると、床とリュックが水浸し・・・。幸いリュックの中の荷物(お弁当やしおりなど)はぬれていなかったのですが、リュックが使えない状態・・。以前に使用したことがある私のリュックを代わりに使ってもらうようお願いしました。水筒のケースもびちゃびちゃでしたが、洗ってそのまま持って行くというので濡れていますが洗って渡しました。
集団登校の出発時間まで5分。
この状態で長男が発した言葉は「集団登校間に合うかな・・・。」でした。
私は本当に感心したというか、脱帽の域です。
もしも私が逆の立場なら。例えば、夫が私の水筒を準備してくれていた、または夫が長男の水筒を準備した、長男が自分で用意した、いずれにしても、きっとお茶が漏れていた状態を目撃したら、「なんでちゃんと確認しんかったんよー!時間ないやん!」とイライラして怒っていたと思います。間違いなく。
長男は、文句ひとつ言わず、私を責めることもなく、淡々と荷物を入替えて登校していったのです。
本当に信じられない。これはきっと夫譲りの優しさなんだろうなと人間力の高さに感心しきりでした。
小学校1年生か2年生の時も、同じようなことがあって、ランドセルの中がお茶まみれになったことがありましたが、そのときも長男は、教科書がおちゃまみれになってシミができても全く動じることなく、誰かを責めることもなく感心した記憶があります。
ガマン強いところがある長男。人を責めず、1人涙することもある長男。のんびり屋さんでマイペースで優しい心の持ち主だな。
そういえば、以前友達に言われたことがあります。まだ夫と付き合っていた当時、夫が電車だったかバスの時刻か場所を間違えて、予定通りに進まなかった時にイライラしたという話しをしたとき、「人のミスは責めたらあかんで」と。
本当にそうですね。失敗した本人は反省しているのに追い打ちをかけるようなことを言っても何もよいことがひとつもない。
自分の考えの小ささに、改めて教えられた、そんな朝でした。
今朝作ったお弁当。キャラ弁でもなけりゃ、唐揚げはお肉屋さんの惣菜。
小4長男に感想を来たところ、おにぎりが足りなかったと・・・。食欲のすごさにまたしても感心です。