mameroom’s diary

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メンタルヘルスセミナーを受けて その② ~会社でのメンタルヘルス~

おはようございます。

先日会社で受けたメンタルヘルスセミナーの続き。

 

mameroom.hatenablog.jp

 

メンタルヘルス, 心理学, スルーツ, さみしい, 不確実性, 負担, 治療

具体的に精神性疾患とは何かという話がありました。

要因として遺伝要因と環境要因があり、精神疾患は、遺伝的要因が大きいものであっても、少なからず環境要因がある(環境により発症したり悪化したりする)。

またストレスモデルとしては、職場、個人の特性(性格)、仕事以外の要因(家族の病気や介護、育児など)に加え、ストレスの緩衝要因(周りのサポートや発散)により、メンタル不調のサインが出たり、発病や休職することになる。

ストレスのサインは人によって千差万別で、精神症状と身体症状がある。

仕事上で言うと、遅刻や欠勤をしたり、会社や上司の電話に出ない、仕事が遅れる、いわゆるホウレンソウができない、心身の不調を訴えるなどがなる。

業務上ストレスになることは、配置転換、仕事が難しい、仕事が多い、新しい人間関係、納期や評価が厳しい、責任を問われるなどがあげられるが、先生曰く一番多いのは人間関係、特に上司、また、仕事の量ではなく質だと言うことです。

 

ここで興味深かったのは、実際に労災認定される中に、パワハラには該当しない「上司とのトラブル」も認定されていると言うこと。例えば、本人は何度もやり直して真剣に考えてこれでもというくらい取り組んでいるのに、上司から何度もやり直すように言われること。これを繰り返されると、確かに堪えます。こういう上司いるよなぁと。

ちなみに、精神的な労災の申請は年間約2,000件で内10%がパワハラで、そのうち60~70%が認定されていて、ほとんどが上司からのパワハラだそうです。

 

また、精神疾患は、階段を降りるように悪くなり、階段を上がるように良くなっていくので、できるだけ早い段階で対処するのが早く良くなるコツだそうです。

私の住んでいる地域では、精神科クリニックの受診には、1~2ヶ月以上要するが、かかりつけ医(内科など)に不調を訴えて紹介状を書いてもらうと1週間程度で受診できるのでオススメとのこと。

 

最後に会社としては「ラインによるケア」が大切ということでした。

具体的には、業務軽減や元の仕事に戻してあげる、サポートをする。頑張れ!という激励は無駄であり、叱責はもってのほか!必要なのは、何をどうしたらうまくいくかの具体的な指導とのことでした。

 

今はライン側にはいないけど、そういうときがきたら気配り目配りをしないといけないんだなと、再確認。

 

20代後半だったかな、同僚が精神疾患で退職した。デスクの書類が山積みなっていて、しんどかったんだろうなと思う。あの頃はサポートしてあげようという心の余裕がなかったことを反省。

 

なんだか、セミナーの報告書みたいになってしまった。

次回は自分の経験をまとめておくことにしよう。

 

断捨離

10年以上前に購入した本。ほとんど見てない。もったいない・・・。ありがとう。

メルカリに出品して、1ヶ月売れなければ古本屋へ。