私も、精神科を受診しなかったので診断はなかったものの、実際に、自律神経失調症のようなことになったことがあります。
次男の育休が明けて職場復帰したころ、夫の単身赴任も終わり、生活リズムが一気に崩れた時期がありました。まだ1歳児と4歳児で、育児と家事に疲弊していると言うよりもそれらの負担(責任)により、体調を崩しましたという感じです。こうであれねば!自分でやらねば!という思いが強かったのだと思います。夫は家事が得意ではなく、積極的に手伝ってくれる感じには私からはみえておらず、そうした不満もありました。
仕事はそれほど大変ではなく、体調を考慮してくれていました。(育休明けで、子どもの発熱などで出勤が不安定だと思われていたこともあると思います。)
【そのときの症状】
急に涙が出る
何もやる気がなくなる
動悸がする(ずっとドキドキと心臓の音が聞こえる)
眠れない
食欲がない
完全にアウトですよね・・・・。
夫が心配して、車通勤なのですが、職場までの道のりが途中まで一緒だったこともあり、ギリギリまで追尾してくれていました。
【そのときにとった行動】
まずは内科に行って診察
→動悸が心臓の病気ではないことを確認した
漢方のお店で相談
→心脾顆粒と松寿仙というものを進めてもらい、購入
現状の悩みも相談。話しを聞いてもらって涙が出た。
聞いてくれる人がいる、理解してくれる人がいるというのは、
なんて心強いのかと思った。
もっと頼っていいんだよと、具体的には私が担っている家事を誰かに
変わってもらって、実際の負担を減らすことが大切だと言われました。
私が一番苦手で負担に感じていた、夕食の負担を軽減
スーパーの惣菜は栄養面で不安があったので、近くにあったイタリアン
の日替わり弁当をきどきそれを利用→子どもの口には合わず・・・。
家事代行サービスで作り置きを依頼
これがとっても良かったです。
献立考えなくてイイし、料理もおいしいし、後片付けもしなくていい
私がするよりおいしくて、あともキレイ!
それから今もずっと今もお願いして、今は買い物もしてくださるので、
本当に助かってます!!
彼女がいなかったら、私の今はないと思う。
家事代行や何かに頼ることは、お金をは必要だけど、長い目で見たとき、全然ペイできると思います。ごはんを作ってもらっている間、子どもとの時間が持てるし、自分のストレスもそうとう軽減されます。今無理をして仕事を辞めたり、自分を諦めたりするよりも、ずっといいと思いました。家事代行以外にも、シルバー人材センターさんに庭の除草作業や木の剪定をしてもらったり、次男が赤ちゃんだったころは、長男と親子ヨガに行くときにファミリーサポートさんに次男の子守をその場でしてもらったりと。本当にお願いして良かったと思うし、これからも利用しようと思います。
地域でほぼボランティアみたいな価格で助けてくれるサービスは以外にたくさんあります。
核家族で頼れる人が周りにいなくても、こういったサポートがいろいろあるし、それを頼ることは全然後ろめたいことでも何でもない。
もしも、今困っている人がいたら、自分が壊れる前に、ためらわずにそういうサービスを利用したり、誰かに頼って欲しいな、と思います。
ちなみに今は、加味帰脾湯(カミキヒトウ)という漢方を病院で処方してもらい、購入しています。漢方のお店は保険が効かないので、漢方を処方してくれるかかりつけ医に相談して安く購入できるようになりました。10分の1以下の負担になったと思います。
加味帰脾湯(カミキヒトウ) | 製品情報 | ツムラ (tsumura.co.jp)
再発しないように気をつけていますが、今でも動悸がしそう、眠れない、という日があり、そのときは服用しています。お守りのような薬。
断捨離
地域のイベントで子ども用品無料リユース譲渡会があるようで、使えるきれいなおもちゃを募集していたいので、子ども達にいらないおもちゃで聞き、キレイにしてお渡ししました。私もいろんな方からもらって助かったので、また誰かに使ってもらえるとうれしいな。幼児期に遊んでくれてありがとう。