私の周りには優しい人がたくさんいる。
相手のことを気遣える人、相手の気持ちに共感し寄り添える人、自分のことより相手のことを心配する人、困っていると助けてくれる人、間違っていることを指摘してくれる人、アドバイスを求めたら適切に堪えてくれる人、人のミスを責めない人。
先日、会社の先輩にかけられた言葉、夫の助け、どうやったらそんの人になれるのだろう。
入社当時から仲良くしてもらっている9歳年上の先輩に聞いてみた。そうしたら課の先輩のような人になれるのだろうと。きっと今までの苦労や境遇などの経験から、今までそのようなことをされてきたことがあるんじゃないかと、教えてくれた。
された優しさは相手に返すのではなく、また別の人、次の世代に渡していく。だから、自分がした優しさも自分に返ってくるわけではない、じゅんぐり回ってくる。
まさに、情けは人のためならず。
私は、小さい頃からわがままで、自己中心的な性格。兄からは、○○を中心に地球が回っているわけではない、社会人になったら苦労する、と言われていたくらい・・(^^;)
私の周りには、優しく思いやりのある人がたくさんいて、そういうことをたくさんしてもらってきたはずなのに・・・。恩を仇で返すというか、全く大人になれている気がしない。
私もそんな風になりたいはずなのに、そのときの感情、自分がという傲慢な気持ちが先に立ってしまう。
今日も、こんなことがあった。
家族で焼き肉屋さんでごはんを食べていました。おいしいお肉があと1枚となったとき、子ども達が食べたい！と言って、私も食べたい！って・・・。夫はもちろん、みんなが食べたいならいいよと譲ります。だいたいの親は、自分よりも子どもにおいしいものをってなると思う。私は、同じように自分も食べたい！って必ずなっちゃう。
卑しいというか、強欲というか・・・。ガマンするのじゃなくて、思考を変えて自然にそうできるようになりたいものです。
心にゆとりを持って、感謝の気持ちを忘れず生きていきたいです。
その行為の結果は、自分ではなく、子どもや夫に返ってくると心に刻んで。
